中国輸入のOEMはオススメの販売戦略か?

オリジナル商品を作って自社ブランドの構築に挑戦したい!

最近よくこんな質問を頂きます。

成功した暁には・・・

・相乗りはされない
・リピーターがつく
・継続的な利益が見込める
・卸になれる
・少ない商品数で売り上げが立つ

などなど、魅力的ですよね^^

僕もそう思ってます。

では実際にやってみてどうか。

ブランディング戦略に切り替えてから4カ月目に突入しましたが、正直、誰にでもオススメはできる戦略ではないと思います。

その理由を解説していきますね^^

目次

1. キャッシュフローがとにかく悪い

2. 少ないロット数でのOEMは難しい

3. レビューが命

4. 利益重視の考えでは満足度の高いサービスが提供できない

5. ~まとめ~

キャッシュフローがとにかく悪い

まず、そもそもある程度の資金が必要になります。
商品を作るのであれば、ある程度ロット数も必要になり、1商品あたりの仕入れ額が大きくなります。

更に、問題になってくるのがキャッシュフローの悪さです。
商品をカスタマイズして注文し、日本に届くまでに早くても2週間以上かかる事も日常茶飯事です。

商品によっては、注文から製造、国際発送までに1カ月以上かかるケースも頻繁にあります。

たとえば、1商品500円の商品を500個発注すると25万円です。
新商品を10商品やるだけでも、250万円の資金が必要になるわけですね。

商品製造→国際発送→販売→入金

このサイクルが非常に遅い為、複利で資金を大きくする為には時間と資金が想像以上に必要になります。

少ないロット数でのOEMは難しい

独自商品を開発するにあたって、絶対に必要な条件が1日に数個から数十個以上売れる見込みがある事です。
商品によっては、少ないロット数でも対応できるケースも稀にありますが、それでも200個~300個は最低必要だといえます。
※100個でやってくれるケースは稀です。
※現地へ行けば交渉次第で小ロットの商品製造ができる場合もあるよです。。

100個以下での商品製造は基本的にできません。
仮にできたとしても、製造コストが莫大な金額になります。

では、200個で商品の製造ができた場合です。
1日に3個売れる見込みの商品でも、売りきるまでに2ヵ月以上かかる計算になります。

これでは在庫リスクが高く、危険な橋を渡ることになりますね。

上記の理由から、僕は1日に数十個売れる見込みのある商品でなければOEMの対象ではありません。

参考までに、僕が実践しているOEM対象とする商品ランキングです。

・家電500位以内
・ホームアンドキッチン500位以内

ランキングがすべてではありませんが、OEM商品では大体このランキング以上の商品で実践しています。
※Amazonにすでに出品されている商品をカスタマイズする場合

商品ページの作り込みを情熱を持ってできるか

Amazonカタログ作成を、少しでも実践している方であれば、高ランキング商品ほど商品ページの露出が難しくなる事はわかると思います。

需要の強い商品で実践するのであれば、検索数が数万件~数十万件の中で、1~2ページに露出されなければ爆発的には売れません。

激戦区での勝負になります。

ここで勝ち抜くには、最高の商品ページに仕上げる事が必須だと言えます。

・類似商品の中でトップクラスに綺麗で魅力的な商品ページ
・スポンサープロダクトの活用
・圧倒的最安値

この3点がそろい、需要の強い商品であれば利益はどうであれ、必ず売れます。

めんどくさい、時間がかかる、画像にお金をかけたくない

この考えで、高ランキング商品に挑むと必ず失敗しますので、商品ページは徹底的に作りこみましょう。

特に重要な商品画像については、全て外注化してもいいと僕は考えています。

レビューが命

赤字販売して高ランキングまで押し上げた後は、高評価のレビューを集める事ができるかどうかが肝になります。

ここが一番の難関です。
※僕もめちゃくちゃてこずっている部分です^^

そもそも、お客さんはどんな時にレビューを書くでしょうか?

まず、低評価レビューの例です。

・商品に不具合があった
・発送が遅い
・梱包が雑
・商品が汚い
・箱がボロボロ
・説明書が中国語 
・商品ページと違う
・付属品がなかった

この辺のクレームにあたる部分が、そのまま低レビューになってきます。

では次に、高評価レビューの例です。

・梱包が丁寧
・発送が早い
・商品の品質がいい
・嬉しいオマケがついていた
・迅速に返金してくれた
・お問い合わせからの回答が早かった
・無理な希望を聞いてくれた

低評価でもらう意見と真逆のケースが多いですね。

要するに、お客さんの期待を下回ると低評価につながり、僅かでも期待を越えると良いレビューにつながるというシンプルなものです。

ここで重要な事が、お客さんの期待通りの販売をしているだけではいけないということです。

これは、低評価にはつながる可能性は低いのですが、同様に高評価を頂く事もできません。

お客様の期待に応えるだけではなく、常に期待を越える商品・サービスを提供しなければなりません。

おまけをつけてサプライズを演出、ワクワクするような梱包、手書きのお礼状などなど・・・

どうしたら、お客さんの期待を越える事ができるかを考え続ける事が重要です。そこに手間を惜しんではいけません。

利益重視の考えでは満足度の高いサービスが提供できない

国内せどりや、中国輸入の相乗り出品を長くやっているとどうしても利益重視の考えになりがちです。

・FBAでは利益が薄いので、自己配送で出品
・安いので追跡番号のない発送
・お客さん対応がめんどくさいから、つながらない電話番号を登録
・Amazon登録の住所を英語にしてわかりにくくする
・カートを取る為だけのポイント付与
・店舗評価は消せるから、多少問題があっても大丈夫だという間違ったポジティブ思考

まだまだ他にもありますが、販売者目線でしか見れない物販では新規ページ戦略には通用しません。

・お客さんは購入時にどこに不安を感じているか
・少しでも早くお問い合わせに対応できないか
・安心して商品到着まで待つことができる案内はしているか
・配送時の梱包に問題はないか

自分がネットで買い物をする際に、どういった部分に不安に感じるのか。
ここを追究していくと答えが見えてきます。
僕は、周りの友人やスタッフの意見も参考にして解決策を考えて実践しています。

独自商品であれば、当然自分しか販売しません。
低レビューが1件つくだけで、1日10個売れていた商品が0になる事もあります。

自業自得で失敗しない為にも、お客様目線の思考に切り替える事がとても重要です。

~まとめ~

ある程度の資金があり、お客さんの満足度を追究し続ける努力ができる人。

この最低限の条件をクリアできなければ、OEM(オリジナル商品)への挑戦は、まだ控えた方がいいと思っています。
これは、OEMに限らずAmazon以外のネットショップ多店舗展開についても考えは同じです。

いかに満足度の高い商品とサービスを追究できるか。
他者との差別化につながる良いサービスを提供するためには、手間とお金がかかって当然です。

そこを追究する事で、高評価のレビューとなり、リピーターへつながっていきます。
その結果として、転売のラットレースから抜け出す事ができるのだと、僕は思ってます。

Amazon転売では、物販の基礎が学べる。
よく耳にする言葉ですが、実際はどうでしょうか。

僕は新規ページ戦略、ネットショップ運営を通じて、お客様目線の販売こそ物販を行う上での一番重要な基礎だという事に気が付きました。

この大切な部分を、Amazon転売から(せどりや相乗り出品)からは学ぶことはできていなかったと思います。

Amazonの転売ビジネスは誰でも実践ができ、ある程度の行動と努力をすれば利益を出すことは難しくありません。
しかし、やればやるほど利益重視の偏った思考が染みつき、ビジネスを行う上で一番重要なお客様目線の販売を忘れがちになります。

OEM商品を実践する前に、今一度見つめなおしたい部分です。

僕自身、このブランディング戦略を始めて4カ月目突入しましたが、まあ、難しいの一言です。

・レビューが思うように集まらない
300個以上売って1個も良いレビューも悪いレビューもつかない・・・

・低レビューがついて全商品回収
低レビューに至った原因を追究しページの作り直し・・・

・思ったほど売れない
過剰在庫で焦る・・・

また、お客さんから厳しい意見を毎日頂きます。その度に、実力不足を痛感し、どう改善していくかを考える日々を過ごしています。

まだまだこれからですが、簡単な道のりではなさそうです^^


ps.

結局、どんな人にOEM商品の販売戦略がオススメかというと、
ある程度の資金があり、ここまでの記事を読んで、難しそうだけど、今すぐにでも挑戦したい!と思った方です^^


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是非PDFを使って新規ページ作成に役立ててくださいね^^

「中国輸入のOEMはオススメの販売戦略か?」への4件のフィードバック

  1. ハルさん

    先日はありがとうございました(*^^*)

    現状でもやっていけてしまっているから中々行動に移せないのかもしれません。

    本気でやるなら今やっている転売を一切捨てて、、、それくらいの気持ちでやっていきたいと思っています。

    PS
    先日の震災は大丈夫でしたでしょうか?

    1. サスケさん、こんにちわ^^

      国内でのオリジナル化も今回の記事と考えは一緒です。
      参考になれば幸いです。

      月に1商品くらいでいいと思うので徐々にシフトしていくとがいいかもです。
      僕のように一気にやると、プレッシャーが半端ないです・・・(笑)

      震災の影響は、ちょっと受けてはいますが致命的ではないので大丈夫ですよ^^

  2. ハルさん

    初めまして。のび男と申します。
    以前からOEMに大変興味があり、ハルさんの記事はとても参考になります。

    お客様目線は忘れがちですが、ここ無くしては満足度の高い商品を提供できませんもんね!勉強になります。

    一つご質問なのですが、商品のカスタマイズをする際はどのように依頼してるのですか?
    ご教授願えれば幸いです。

    P.S.メルマガ登録させて頂きました。楽しみにしています。

    1. のび男さん、初めまして^^

      ブログの更新が止まっており申し訳ありません。
      早速ではございますが、質問に回答させて頂きます。

      商品にカスタマイズにはいくつか方法があります。

      僕の場合には、イーウーパスポート(買付代行)、AliExpress、国内卸の3つの方法があります。

      ・買い付け代行の場合には、現地スタッフにカスタマイズの希望を伝えやり取りします。
      ・Aliexpressでは英語で直接お店とやり取りし希望を伝えます。
      ・国内卸は卸会社(中国生産品を多く取り扱っている卸)が使っている工場を紹介してもらい、卸の担当者と打ち合わせしていきます。

      現実的に取り組みやすいのは、OEMを対応している買い付け代行会社にお願いするのが簡単です。
      イーウーパスポートは会員制ではありますが、OEMやFBAへの直接納品に対応しているのでオススメです。

      中国輸入ややっていく上で、独自商品は今後絶対に必要になります。

      是非挑戦してみてくださいね^^

      PS
      落ち着いたらブログを再開しますので、たまに見にきてくださいね

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